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プレシリーズAラウンドで約5.3億円の資金調達を実施。これまでの累計調達額は6.3億円
Uniforce株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 砂田 和也、以下:ユニフォース)は、株式会社ティーケーピー、MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合、MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合、株式会社ベクトル、株式会社AGSコンサルティング、Iceblue Fund有限責任事業組合、90s1号投資事業有限責任組合、株式会社エアトリ、株式会社クリーク・アンド・リバー社、ほか投資家14名に対する第三者割当増資により、総額約5.3億円の資金調達を実施しました。今回の調達によりこれまでの累計資金調達額は約6.3億円となります。
■ 背景と目的
ユニフォースは、「Governance Growth(ガバナンスグロース)」をミッションに、2022年4月より決算開示業務を効率的に行うべく「クラウド決算開示管理サービス」・2022年11月よりIPO準備による内部統制(ガバナンス)を構築していくための「IPO準備クラウド」を提供しています。
Exitに向け進んでいくスタートアップ企業において、売り上げを上げていくこと以外にも重要なガバナンスの構築を「SaaS」×「コンサル」でサポートをしております。
クラウド決算開示管理サービスは決算開示業務の属人化の軽減・ノウハウをまとめていくことにより、継続的な開示業務の負担を軽減することを目的に利用をいただいています。
IPO準備クラウドはIPOだけではなくM&Aを行うためにも内部統制を構築しておく必要性もあることから、Exitに対する内部統制構築・運用ツールとしても利用いただいており、2つのサービスの導⼊社数は約70社を超え、⽇本全国のExitに向けスタートアップ企業・上場している企業に利用いただいています。
この度調達した資⾦は、「クラウド決算開⽰管理サービス」・「IPO準備クラウド」の開発および採⽤・組織体制の強化、マーケティング強化及び組織構築、営業組織の構築に充てる予定です。
今後はより内部統制を構築するための機能強化や他サービスとの連携等を実現してまいります。
■ 資金調達概要
調達金額
約5.3億円
調達方法
第三者割当増資
株主
株式会社ティーケーピー
MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合
MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合
株式会社ベクトル
株式会社AGSコンサルティング
Iceblue Fund有限責任事業組合
90s1号投資事業有限責任組合
株式会社エアトリ
株式会社クリーク・アンド・リバー社
ほか投資家14名
資金用途
プロダクト開発および開発体制の強化、採用/営業マーケティングの強化・体制強化
■ 引受先からのコメント
MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合
投資事業部 ファンドマネージャー 橋本歩
今回の資金調達ラウンドに、参加できたことを大変嬉しく思います。
Uniforceのサービスは「テクノロジー×コンサルティングサービス」の両軸により管理業務のDX化を推進するものであり、その将来性に大いなる可能性を感じました。
微力ではありますが、私たちの経験とネットワークを通じて、Uniforceの事業が拡大、成長し続けられるよう支援していきます。
株式会社AGSコンサルティング
代表取締役社長 廣渡 嘉秀氏
日本では、年間90社前後の会社がIPOを果たします。 IPOが発表されたとき、そのビジネス内容やバリュエーションが話題の中心に上がる一方で、数年間を要するIPO準備にスポットライトが当たることは多くありません。 IPO準備の中心は、キープレイヤーである監査法人・証券会社から提示される課題に対応し、コミュニケーションを繰り返すプロセスです。 UniforceのIPO準備クラウドは、会社がより早期に主体的に課題管理を行うといった点で、IPO準備の進め方に大きな変化をもたらしうると考えています。 IPO準備に関わる人々がIPO準備クラウドを介して滑らかにコミュニケーションができるようになること、また、より広義にガバナンステックのプラットフォーマーとして、Uniforceのサービスを利用して強力なガバナンスを構築した会社が事業成長に専念できる、そんな世界観の形成を期待しています。
90s
代表パートナー 国本 帆高氏
昨年投資先2社が上場を果たしましたが、両社ともに上場の過程での負担が非常に大きく、疲弊し切っていました。そのため、上場の工数と費用を軽減するサービスには明らかなニーズが存在すると確信しておりました。「IPO準備クラウド」はこのニーズに完璧にマッチしていたため、出資させていただきました。スタートアップが上場に伴う労力や費用を劇的に軽減し、その節約されたリソースを事業に注力できるならば、世界で戦える競争力を持ったスタートアップが確実に増加すると確信しております。「IPO準備クラウド」により日本のスタートアップの国際的な競争力が高まることを期待しております。
株式会社C&Rインキュベーション・ラボ
代表取締役社長 山本淳史
プレシリーズAラウンドの資金調達完了おめでとうございます。
貴社のクラウドサービス「Uniforce」を軸とした「財務・会計・IR業界のDX化を推進」する事業は、IPOを目指すスタートアップ企業が抱える管理体制やバックオフィス業務面における課題の改善、解決に大いに貢献するサービスです。
弊社としても、人材ビジネスや教育関連コンテンツ等で協力し、スタートアップ企業を後押しし、サポートするサービスとして、共に成長させていければ思います。
今後も、貴社の更なる成長・発展を願っております。
■ 当社代表取締役 砂田和也のコメント
Uniforceは、非常に複雑である決算開示やIPO準備に関するプロセスを仕組み化し、高度な知見や知識をナレッジを簡潔に共有していくことで「SaaS×コンサルティング」という新たな切り口からスタートアップ企業~上場企業をサポートします。スタートアップ企業のガバナンス構築・運営の効率化とリスクマネジメントを実現していく中で、各企業のGrowthフェーズに合わせたガバナンスにより、企業価値向上に貢献していくことが目的です。
これまで散らばりがちだったガバナンス構築やIPO準備に関する資料群を一元管理し、仕組み化することによって、社内外のコミュニケーションを円滑化させ、シームレスな支援のもと、よりスムーズな業務推進が可能になります。
今後は監査法人出身者、証券会社出身者のナレッジを十分に活かし、日本全国の企業様に対し、成長に合わせたガバナンス構築をしていきます。特にM&A・IPOの選択といったExit戦略に必要不可欠なガバナンス構築の機能追加やコンサルティングノウハウの強化をし、スタートアップ企業~上場会社へ伴走サポートして参りたいと考えております。
また、この度、素晴らしい事業会社、投資家の皆様にUniforceの事業やポテンシャルをご評価いただき、プレシリーズAラウンドをクローズできたことを非常に嬉しく思います。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。